リトアニアの国民的詩人、ドネライティスの詩の朗読会を開催
去る10月14日、駐日リトアニア大使館にて、今年生誕300年を迎えたリトアニアの国民的詩人、クリスティヨナス・ドネライティスの詩を日本語で朗読する会が開催されました。
1714年にリトアニア南西部に接する東プロシアに生まれたドネライティスは、神学と数カ国語そして母語であるリトアニア語の文法構造を学び、牧師としてリトアニアで活動する傍ら、詩を創作しました。生前は取り上げられることのなかった彼の詩は死後出版され、リトアニア語で書かれた詩としては歴史上初めて、リトアニア国内はもとより世界中で認められるようになりました。そうしたことから、リトアニアでは「詩の父」として親しまれ、今年は生誕300年の「ドネライティス年」として記念切手の発行やイベントがリトアニアで開催されています。その一貫として、日本の皆様にもぜひ素晴らしいドネライティスの世界を知っていただくために、今回ドネライティスの代表作「四季」の朗読イベントが企画され、日本語の詩の朗読を女優の木内みどりさんがご担当くださいました。春夏秋冬の自然の美しさと厳しさを謳いあげる田園詩の要素と、他方で労働の尊さを教え、リトアニア人農奴の間断ない労働に慰安を与える教訓詩の要素とを兼ね備えた詩を、木内さんの臨場感溢れる朗読は、参加者を16世紀リトアニアへといざないました。