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3+1:バルト三国と日本間で「日バルト協力対話」の動き

去る1月13日土曜日、ヴィリニュスにて、リトアニアを公式訪問中の安倍首相と、グリボウスカイテ大統領が会談しました。 両首脳は、国際安全保障や、日本とバルト間の協力を更に推進していくための「日バルト協力対話」創設、国防、経済、サイエンス分野での更なる関係強化について意見交換を持ちました。

大統領は、複雑かつ予測不能な隣国を持つバルト三国と日本にとって、結束、国際法への敬意、侵略者を許さない忍耐が平和を保障し、またバルト三国と日本の新しい協力体制が、同じ価値観を基礎に安全保障の強化と地域の幸福を提供するであろうと述べました。

北朝鮮の脅威にさらされている日本は、防衛とNATOとの協力体制を強化しています。日本はNATOのグローバルパートナーです。2016年には、日本の海上自衛隊練習艦隊がクライペダへ寄港しました。両首脳は、サイバーセキュリティを含むNATOと日本の協力体制についても意見交換を持ちました。

日本のリトアニアやバルト地域に対する経済的関心は年々高まっており、日本では高性能なリトアニア製レーザー機器がすでに知られています。ライフサイエンス、医学、イノベーション分野での協力も進展しており、来年開始が見込まれている日欧自由貿易協定で新たな分野での二カ国間交流の発展も期待されます。リトアニアは今後、ビジネス交流の発展につながるこの協定締結に向け力を注いできました。この協定の締結により、9割に及ぶ関税が取り除かれ、最新の1億を越える市場がリトアニアに開かれることになります。リトアニアにとって、金融工学分野の日本進出も期待されており、実際にリトアニアのスタートアップ、Widerfi が2020年の東京オリンピックで、高速インターネット接続を低価格で提供する予定です。

第二次世界大戦中のカウナスにあった日本領事館で、杉原千畝副領事が多くのユダヤ人の命を救ったことや、1991年のソ連からの独立運動時、その様子をいち早く報道した日本人ジャーナリストなど、日本とリトアニアを今も繋ぐ歴史的結束が、二カ国間関係を強く保っていることは、言うまでもありません。リトアニアを訪れる日本人観光客が年々増加していることも、その証拠であると言えるでしょう。

グリボウスカイテ大統領は、天皇陛下への挨拶の意も述べました。天皇皇后は、2007年にリトアニアを訪問されています。